補足年金の請求が可能に
フランスの公的年金制度の中で、日本企業等の駐在員の方々が加入する民間被用者を対象とする年金制度は、一般制度と呼ばれる基礎年金と、強制加入の企業年金である補足年金(ARRCO、Agirc等)との2階建ての構造になっています。
補足年金の請求は下部基金と呼ばれる窓口機関へ各個人で直接請求する必要があります。下部基金はフランス国内に数十社存在しますが、お客様がフランスで勤務していた会社と提携していた下部基金が請求先となります。
当サービスではお客様の請求先となる下部基金を探し出し、書類の提出から、年金受給までを確実にサポートさせていただきます。
フランスでも起きている年金問題に対処
日本国内でも日本年金機構(旧社会保険庁)のずさんな年金記録の管理が問題となっておりますが、フランスにおきましても例外ではありません。一人で複数の社会保障番号を持っていたり、加入期間が誤っていたり、存在するはずの加入記録が行方不明になっていたりと、日本と同様の年金問題が起きております。
当サービスでは、お客様の年金記録の調査から受給金額の正確な計算を行うとともに、加入期間や受給金額に誤りがある場合は、当サービスのフランス人スタッフが各機関に働きかけて加入記録や受給金額の訂正作業を行います。
わずかな金額訂正あっても年金は生涯に渡り受給できるものですので、長い目で見れば大きな差になります。受給漏れをなくし、お客様の口座に確実にフランスの年金をお届けできる日本で唯一のサービスです。
社会保障番号が不明でも大丈夫
フランスの赴任時の雇用契約書や給与明細等が残っておらず、社会保障番号がわからなくなってしまった方も、たくさんいらっしゃいます。
当サービスでは、社会保障番号が不明な場合であっても、お客様の年金加入記録の調査が可能です。加入記録の調査には費用がかかりますが、お客様がフランスで勤務していた時の状況をお伺いし、お客様に納得していただいた上で調査へ進ませていただきます。
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